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愛とロマンスの街。映画で巡るロマンチックなパリへの旅 – 3

ポン ヌフの恋人 (1991 年)

監督 : レオス カラックス / キャスト : ジュリエット ビノシュ、ドニ ラヴァン

家出して絵を描きながら街をさまよっていたミシェルと、修理のために閉鎖中のポン ヌフ橋で暮らすアレックスが恋に落ちる物語。失明の危機にあるミシェルとの情熱的な恋が鮮烈に描き出されています。セーヌ川に架かるポン ヌフ橋とその周辺を舞台としたこの映画は、パリ出身の映画監督によって制作されたため、この街の独特の雰囲気がさらに深く伝わってきます。

セーヌ川橋の人々

セーヌ川

パリの街を横断するセーヌ川。この街を代表するロマンチックなスポットとして知られていますが、実際に訪れてみると、水質や川幅など、映画でみる印象とは少し違う部分もあります。それでも、この川には、言葉にできない美しさとロマンチックな雰囲気があり、川沿いに佇む建物や、川岸の遊歩道を歩く素敵なカップルの姿は、まるで映画のワンシーンを見ているようです。

セーヌ川周辺の見どころを満喫するなら、クルーザ ツアーに参加しましょう。大切な人と一緒にロマンチックなひとときを過ごすのにぴったり。一人でなら、運命の人との素敵な出会いがあるかもしれません。ワインを用意しておくのもおすすめ。気になる人がいたら、一緒に飲みませんかと誘ってみましょう。セーヌ川での素敵な思い出になるはずです。

 

ポンヌフの上

ポンヌフ

ポン ヌフ

ポン ヌフとは “新しい橋” を意味しますが、実はパリに現存する最古の橋。映画 “ポン ヌフの恋人” の公開以来、多くのカップルが訪れるようになりました。タイトルにもなったこの橋は、二人の主人公が出会い、共に過ごした後、別れ、そして 3 年後に再会を果たした場所。撮影はスタジオの中で行われ、実際の橋とは雰囲気が異なりますが、映画のイメージが強く、今も恋人たちの橋として人気を集めています。

アドバイス : 大切な人と永遠の愛を誓うなら、ポンデザールがおすすめ。ぜひ訪れましょう。

 

オペラ座の怪人 (2004 年)

監督 : ジョエル シュマッカー / キャスト : ジェラルド バトラー、エミー ロッサム

映画の舞台は 1860 年のオペラ座。ある日、舞台装置が突如として壊れるなどの事件が起き、“オペラ座の怪人” の仕業と噂が囁かれるようになります。プリマドンナがオペラを降板したことで、クリスティーヌが新たな主役として抜擢。舞台は大成功をおさめますが、その直後、彼女は “怪人” と出会い、魅了され、怪人とともに地下の世界へと姿を消えてしまいます。ガストン ルルーの小説がミュージカル化され、その映画版として知られるこの作品では、怪人、クリスティーヌ、そしてクリスティーヌの幼なじみのラウルとの三角関係が描かれ、オペラハウスとその地下の暗い世界を舞台にストーリーが展開していきます。

ガルニエ宮の内部

ガルニエ宮の内部

ガルニエ宮内部の天井飾り

ガルニエ宮

ガルニエ宮は、ナポレオン 3 世の時代に建設された歌劇場で、オペラやバレエが上演されています。完成当時は歌劇場として世界最大を誇り、建築家シャルル ガルニエからその名が付けられました。

ガルニエ宮を特別な存在にする理由が 3 つあります。1 つはシャガールが描いた天井画。もう 1 つはグラン ホワイエと呼ばれるホール。金色の壁や装飾画が実に見事です。そして 3 つ目が壮麗な大階段。金色を基調とした内装は統一感があり、華やかで壮麗な印象を与えています。また、シャンデリアも有名。シャガールが描いた天井画とシャンデリアを眺めていると、カーテンの後ろから怪人が突如現れるような気さえしてきます。

映画の舞台選ばれるだけのことはあるガルニエ宮。主人公になった気分が味わえる雰囲気が人気の観光スポットです。この壮麗な内装を背景にオペラの主役になりきって記念撮影してみては。きっと素敵な旅の思い出になります。

 

エッフェル塔とパリ市内

おわりに

“朝のパリは美しい。昼のパリは魅力的。夕暮れのパリにはうっとり。でも真夜中のパリは、魔法がかかる。”(“ミッドナイト イン パリ” より) 一日中、ロマンスを感じることができる街、パリ。だからこそ、パリが芸術作品の舞台として好まれると言えます。パリへの旅を考え中なら、ここでご紹介した映画やパリを舞台とした映画をぜひご覧になってからお出掛けください。映画のシーンを思い描きながらパリを歩けば、映画の主人公になることができ、忘れられない旅となることでしょう。

 

文 / 写真 Kyu Sun Jang

jangkyu9730@naver.com

http://blog.naver.com/jangkyu9730

写真提供 : ウィキペディア (russavia、CaptainHaddock、Nico Paix)