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愛とロマンスの街。映画で巡るロマンチックなパリへの旅 – 2

ジュテーム壁

パリ、ジュテーム (2006 年)

監督 : オリヴィエ アサヤス、フレデリック オービュルタンほか / キャスト :ナタリー ポートマン、イライジャ ウッド、ジュリエット ビノシュほか

パリを愛する映画監督 20 人の手によって撮影された 18 のエピソードからなるオムニバス映画。パリの日常生活と恋愛をテーマとし、市街の観光地が舞台となっています。エッフェル塔を舞台にしたエピソードでは、監督のシルヴァン ショメが、孤独なパントマイム役者の愛を描き、モンマルトルの狭い路地を舞台にしたストーリーでは、監督のブリュノ ボダリデスが、駐車中の自分の車で運命の人と出会う男性の話を描いています。

 

エッフェル塔とパリの風景

夜のエッフェル塔

エッフェル塔

パリを代表する建物と言えば、エッフェル塔。建築家ギュスターヴ エッフェルが設計したこの塔は、フランス革命 100 周年を記念して、1889 年にパリで開催された万国博覧会のために建てられました。写真や広告などでよく目にするエッフェル塔ですが、やはり、その美しさは実物にはかないません。特に夜のエッフェル塔がおすすめ。塔を飾る何千ものまばゆい光が見る者の心を釘付けにし、パリで体験できる最高のひとときとなるでしょう。

映画 “パリ、ジュテーム” のエッフェル塔を舞台にしたエピソードでは、パントマイム役者の運命的な出会いが描かれています。主人公のセリフはありませんが、エッフェル塔をバックに、とてもロマンチックなストーリーが展開します。ちょっとした想像力とアイディアがあれば、映画のようなシーンをフィルムに収められるかもしれません。

アドバイス : エッフェル塔をもっと楽しむなら、セーヌ川の対岸にあるトロカデロ広場がおすすめ。シャイヨー宮でエッフェル塔を背景に写真を撮れば、素敵な思い出の一枚になります。バトー ムッシュのクルーズ ツアーもおすすめ。遊覧船からの眺めは格別です。

 

モンマルトルから見るパリ市内

サクレクール寺院

ムーランルージュ

モンマルトル

パリ名物といえば、縦列駐車もそのひとつ。車が所狭しと路上に並び、ほとんど隙間がないため、多少バンパーがぶつかっても、誰も気にしません。“パリ、ジュテーム” では、監督のブリュノ ボダリデスが、この日常的な風景を舞台にストーリーを描きました。

“殉教者の山” という意味の古いフランス語に由来するモンマルトル。19 世紀末の自由奔放な芸術家たちが過ごした場所として知られ、曲がりくねった坂道を上ると、パリの街を一望できます。

モンマルトルの近くには、もうひとつの観光スポット、ムーラン ルージュがあります。“赤い風車” という意味の名前のこのダンスホールでは、オープン当時から大人気のフレンチ カンカンが、今も名物として楽しめます。ムーラン ルージュに訪れるなら夜がおすすめ。魅力的な赤いネオンサインが夜の街を華やかに彩ります。

アドバイス : モンマルトルでは、丘へ向かう途中でジプシーに声をかけられることが多いので、トラブルに巻き込まれないように、注意しましょう。

 

間奏曲はパリで (2014 年)

監督 : マルク フィトゥシ / キャスト : イザベル ユペール、ジャン ピエール ダルッサン

ノルマンディーで牧場を営む夫婦の物語。少女のように無邪気な妻ブリジットと無骨な夫グザヴィエ。味気ない生活に嫌気がさしていたある日、若くて魅力的な男性と出会ったブリジットは、夫に皮膚病の治療と偽り、彼を追いかけてパリへ。自分の身近にいる人の大切さを教えてくれるこの映画は、ロマンチックなパリの魅力あふれるシーンも見どころです。

シャンゼリゼ通りの凱旋門

シャンゼリゼ通り

シャンゼリゼ通り

“オー シャンゼリゼ (Les Champs-Élysées)” の歌で有名なシャンゼリゼ。凱旋門があるコンコルド広場からシャルル ド ゴール広場へと続く通りは、道幅が広く、両側に木々が立ち並ぶ美しい観光スポットです。カフェや劇場、有名ブランド ショップの華やかなウインドウが観光客に大人気。フランスの人々は、このシャンゼリゼが世界中で最も美しい通りであると信じています。ショッピング好きなら、この通りはおすすめ。時間がいくらあっても足りないくらい、見どころがいっぱいです。

 

凱旋門

凱旋門

凱旋門の内部階段

凱旋門から見るシャンゼリゼ通り

凱旋門から見るシャンゼリゼ通り

凱旋門

シャンゼリゼの西側に位置する凱旋門。後ろから夕日に照らされる凱旋門を遠くから眺めるのがおすすめです。周辺には、凱旋門を中心に道が放射線状に広がり、凱旋門の展望台から一望できます。展望台までは、渦巻き貝のような螺旋階段を上ってみましょう。かなりの体力が必要ですが、地上では見ることのできない景色が楽しめます。放射状に広がる道沿いの整然とした街並みには、モンマルトルからの眺めとは違う美しさがあります。凱旋門と一直線に並ぶグランダルシュもぜひ訪れてみましょう。ラ デファンス地区にあるこの高層ビルは、日本では新凱旋門とも呼ばれています。