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バンコク物語 – 第 2 章

バンコク水上交通の要衝、チャオプラヤ川を渡る

水上バスの旅

チャオプラヤ川

チャオプラヤ川

チャオプラヤ川

チャオプラヤ川

タ-ティアン船着場

バンコクは、交通網が発達した大都市です。

地下鉄やモノレール BTS といった公共交通機関で便利に移動できるだけでなく、タクシーを使えばどこにでも行くことができます。バイク タクシーや、タイならではのトゥクトゥクという 3 輪タクシーなら、狭い道でもすいすい。運河や川の交通手段にも困りません。セン セープ運河を走り抜ける運河ボートや、エクスプレス ボートは市民の足。

バンコクを流れるチャオプラヤ川は、水上交通の要でもあります。交通渋滞が悩みの種であるバンコクでは、水上バスがローカル市民の救世主。水上交通のおかげで地上の渋滞も多少緩和されているようです。水上バスのシステムはとても効率的で、船についている旗の色から行き先となる船着場を判断できます。水上バスで気持ちの良い風を感じながら、バンコク市内の景色を眺めてみましょう。

マンダリンオリエンタルホテル

タ-ティアン船着場

船着場おすすめのスポット

ヒント 1. 水上バスの乗り方

水上バスには、タイ語で “ター” と呼ばれる船着場から乗ります。行き先となる船着場と船のルートを確認しましょう。行きたい船着場に停まるかどうかは、船についている旗の色で見分けます。旗には、ルート別に緑、黄、オレンジ、青の 4 色があり、旗のない船は各乗り場に停まる普通便です。観光客に人気のサトーン船着場やプラ アーティット船着場行きのチケットがおすすめ。乗船前に売り場でチケットを購入できる船着場もありますが、乗船後に船員からチケットを購入する場合もあります。

ヒント 2. 水上バスの種類

* 普通便 (旗なし)

ルート : ノンタブリー – ワット ラーチャシンコーン

運航時間 : 月 – 金 6:45 ~ 7:30 / 16:00 ~ 16:30

料金 : 10 バーツから

* 緑色の旗

ルート : パーク クレット – ノンタブリー (N30) – サトーン (中央)

運航時間 : 月 – 金 6:10 ~ 8:10 / 16:05 ~ 18:05

料金 : 13 バーツから

* 黄色の旗

ルート : ノンタブリー – サトーン

運航時間 : 月 – 金 6:15 ~ 8:20 / 16:00 ~ 20:00

料金 : 20 バーツから

* オレンジ色の旗

ルート : ノンタブリー – ワット ラーチャシンコーン

運航時間 : 毎日 6:00 ~ 19:00

料金 : 15 バーツから

* 青色の旗

チャオプラヤ ツーリスト ボート

ルート : プラ アーティット – サトーン

ルート : 毎日 9:30 ~ 16:00 (30 分おき)

一日乗船券 : 150 バーツ

▶ チャオプラヤ ツーリスト ボートのヒント

一日乗車券は、よく考えてから購入しましょう。一日に 10 回以上乗船しないと、お得にはなりません。ツーリスト ボート以外の水上バスも頻繁に往来しているので、スムーズに行き来できます。ただし、乗船前に行き先の確認をお忘れなく。

サトーン船着場

BTS のサパーン タクシン駅のすぐそばにある船着場。最も利用者の多い水上バス乗り場です。多くの船が往来しているので、列に並ぶ前に必ず行き先を確認しましょう。サトーン船着場は、高級ホテルへ向かうシャトル ボートの発着所でもあります。このようなシャトル ボートは無料で運航しています。バンコク有数のナイト マーケット、アジアティークへの無料シャトル ボートもここから利用することができます。水上バスのチケットは、乗船後に購入することも、サトーン船着場入口の売り場で行き先を告げて買うこともできます。

サトーン船着場

サトーン船着場

シロッコ

美しい夜景が見られる高級レストラン。シロッコはバンコク随一の夜景スポットと言っても過言ではありません。市内でも指折りのロマンティックな場所です。最上階の 63 階にある屋外レストラン、シロッコ。特徴的な金色のドーム屋根が目にもまぶしく、見渡せば宝石をちりばめたような夜景が広がります。優雅ながら、断崖にいるかのようなスリリングな空間。ここから、チャオプラヤ川やバンコク全体を一望することができます。

レストランの予約は必須ですが、予約なしでもスカイ バーには入ることができます。カクテル片手にすばらしい景色を堪能してみては。ただし、バーはスタンディング形式です。

シロッコ

シロッコ

シロッコ

オーサーズ ラウンジ | マンダリン オリエンタル ホテル

マンダリン オリエンタル ホテルは、長い歴史のあるバンコクの代表的なスポット。ここで、優雅なアフタヌーン ティーを楽しめます。うららかな午後のひとときを、温かなお茶と甘いデザートで過ごしてみませんか。3 段トレイに乗せられたデザートや軽食は目にも美しく、もちろん食べてもおいしいものばかり。アフタヌーン ティーには、ケーキ、サンドイッチ、スコーンといった伝統的なイングリッシュ スタイル、甘いデザートをつまむタイ スタイル、そして、ベジタリアン セットという 3 種類のメニューがあります。ティー ラウンジはいつも混み合っているので、予約は必須。

マンダリン オリエンタル ホテルはチャオプラヤ川のほとりにあるので、シャトル ボートも用意されています。このボートもひときわ豪華。上質な木材で作られたボートに乗って、サトーン船着場からマンダリン ホテルまで向かいましょう。

マンダリンオリエンタルホテルオーサーズラウンジ

マンダリンオリエンタルホテルオーサーズラウンジ

アフタヌーン ティー

甘いデザート

甘いデザート

ティー

ラーチャウォン船着場

ラーチャウォン船着場近くの中華街には、市場がいっぱい。船を下りてまっすぐに 10 分ほど歩けば、バンコクの代表的な通りの一つ、ヤワラート通りに出ます。

中華街

中華街の食べ物

中華街

どの国でも、中華街にはにぎやかで雑然とした雰囲気があるものですが、バンコクの中華街でもそれは同じ。中華街は交通渋滞が激しいので、タクシーに乗っても割増料金を取られるか、または乗車を拒否されます。

でも、チャオプラヤ川を渡ってラーチャウォン船着場から歩いていけば、そんな状況も避けられます。のんびりと観光を楽しみましょう。裏道や隙間のような場所にも店や屋台がひしめき合っていて、一見ごちゃごちゃとしていますが、それこそが中華街の魅力。卸問屋が並ぶサンペーン レーンの狭い通りは、買い付けにやってきた商人と観光客でごった返しています。ナコン カセームは、電気製品、機械部品、中古品、靴の卸問屋などが並ぶ通り。

中国伝統衣装

 

お菓子

店をのぞきながらヤワラート通りを歩いていると、大小さまざまな中国寺院を見かけることでしょう。チャルーン クルンのワット マンコン カマラワートや、ワット チャクラワット、世界一大きな黄金の仏像があるワット トライミットなどを見ることができます。

中国寺院

中国寺院

T & K シーフード

中華街で一番有名なレストラン。営業は夕方から。注文がひっきりなしに飛び交い、屋外の席もいつもにぎわっています。一番人気は、もちろんシーフード。新鮮な獲れたてシーフードを、揚げ焼き、あぶりなど多彩な調理法で仕上げています。値段も、市街地のレストランより低価格。カニやエビはもちろん、フカヒレのスープは他のシーフード レストランでもなかなかお目にかかれません。

T & K シーフードは、ヤワラート通りからパドゥン ダーオに入ったところにあります。

T&Kシーフード

T&Kシーフード

T&Kシーフード

T&Kシーフード

T&Kシーフード

T&Kシーフード

** サパーン プット船着場

バンコクで一番良心的な市場に行くなら、サパーン プット船着場で下船。朝は新鮮な野菜や果物を見て回り、夜は中古品市で知られるサパーン プット ナイト マーケットへ。店先をのぞきながらゆっくり通りを歩いていると、喧騒の中に何やら良い香りがしてきます。商人たちでにぎわう方へと足を延ばすと、そこはフラワー マーケットとして知られるパーク クローン市場。

チャオプラヤ川

サパーンプット船着場の野菜

サパーンプット船着場の果物

サパーンプット船着場のお花

サパーンプット船着場のお花

パーク クローン市場

パーク クローン市場は、サパーン プット船着場の目の前にある花市場。24 時間営業しています。バラ、ラン、ハス、ジャスミンなど、タイ中からさまざまな花々がふんだんに集まります。

バンコクで売られる花はすべてこの市場で仕入れられたもの。バンコク市外の地域にも販売されています。花の主な用途は宗教儀式やその他のイベント用。タイでは家庭や建物ごとに祭壇があるので、大量の花が必要とされるのです。花は、供物と一緒に祭壇や仏像の前に捧げられます。

パーク クローン市場

パーク クローン市場

パーク クローン市場

ター ティアン船着場

ワット ポー、ワット アルン、王宮に行くには、ター ティアン船着場で降りるのが便利。ワット アルンに行くにはター ティアンから渡し船で川を渡る必要があります。ワット アルンに行くには、船が必須なのです。利用者のほとんどが観光客ですが、この船着場は観光地化されておらず、とっても味があります。

タ-ティアン船着場

タ-ティアン船着場

ワット ポー

大きな寝仏像で知られるバンコク最古の寺院。寝仏の穏やかな微笑を拝み、寺院内を歩いて本堂にも行ってみましょう。本堂には、ラマ 1 世の遺灰が納められています。また、アユタヤから持ってこられた貴重な仏像も。寺院内はタイの人々にとって聖なる場所。静かに、礼儀正しい行動を心がけましょう。敷地内では、元祖タイ古式マッサージであるワット ポー マッサージを受けることができます。タイ古式マッサージに興味があれば、ぜひ体験してみましょう。

ワット ポー

仏像

仏像

ワット ポー

ワット アルン

タイの仏教寺院の中では一風変わった寺院。ワット アルンの名は、ヒンズー教の夜明けの神、アルナに由来しています。そのため、この寺院の別名は暁の寺。ワット アルンの中央にそびえ立つ大仏塔は、ヒンズー教と仏教の両方の特徴を備えています。急な階段をのぼって仏塔の上まで登れば、チャオプラヤ川を一望することができるでしょう。日中も美しい寺院ですが、特にすばらしいのは夜のワット アルン。日が暮れると明かりが灯され、塔の表面を飾る陶器が煌々と輝きます。実際にワット アルンに行けない場合は、タイのコインを見てみましょう。ワット アルンは、10 バーツ硬貨の絵柄にもなっています。

ワットアルン

ワットアルン

ワットアルン

立つ大仏塔

ザ デッキ

知る人ぞ知る、隠れ家的な小さなレストラン。さまざまなタイ料理が食べられます。料理の味がすばらしいことはもちろん、目の前にワット アルンを眺めることのできる絶好のロケーション。映画のロケ地にもなったこのレストランのおすすめ席は、なんといっても窓側。ワット アルンの美しい姿を一望することができます。お昼時はのんびりと食事できる環境ですが、景色の良い席を取るのは難しそう。ザ デッキでロマンティックな夜を過ごすなら、予約は必須です。

ザ デッキ

ザ デッキ

ザ デッキ

プラ アーティット船着場

バックパッカーの聖地、カオサン通りに続く船着場。混み合う道路を使うより、船での移動がおすすめ。バンコクの中でもインターナショナルな雰囲気が楽しめるエリアです。というのも、訪れる人のほとんどが外国人のため。

プラ アーティット通りは船着場の目の前。旅行者が集まるのはカオサン通りですが、いいレストランがあまりありません。そのため、おいしいレストランを探すならプラ アーティット通りがおすすめ。

バン スター コーヒー

すっかり有名になったこの屋台は、プラ アーティット通りを渡ったところにあります。

 この屋台は、当初スター バンという名前で商売を始めましたが、スターバックスにロゴと名前の商標権侵害で訴えられました。しかし、そのことで名前が広まり、さらに人気が高まることに。店はその後バン スターと名前を変え、新しい名前で営業中。本家スターバックスより値段が安く、サイズが大きいのが面白いところ。屋台という性質上、休業日や営業時間は不定です。

バンスターコーヒー

バンスターコーヒー

ナイ ソイ

牛肉のクイッティアオ (米麺) が食べられるレストラン。ほろほろと崩れるほどに煮込んだ牛肉と、柔らかい米麺の絶妙な組み合わせが人気です。量はそれほど多くないので、大盛りを頼む人も。2 杯をぺろりと平らげる人もいますが、他にもレストランに行く予定がある場合は、ほどほどの量にしておくことをおすすめします。

ナイソイ

クン デーン クエ チャップ ユアン

数年前にできたばかりの麺料理店ながらも、プラ アーティット船着場周辺のレストラン激戦区で一躍知られるようになった人気店。この店の麺は他とは一味違い、麺に粘り気があるのが特徴です。ひときわ目立つ緑色の看板がかかっているので、すぐに見つけられるでしょう。

クンテーンクエチャップユアン

 カオサン通り

バックパッカーが集まる、バンコクで最も有名な通り。行ったことはなくても、耳にしたことはあるのでは。カオサン通りは、ランブトリ通りとサムセン通りが交わるエリアにあります。

安く寝食できる場所が多くあり、バンコク以外への旅行に関する情報を収集できるカオサン通りには、世界中から旅行者がやってきます。ここで情報を交換したり、再会を果たしたりするためにまたここにやって来るのです。日中は静かな通りですが、夜になると屋台やバー、レストランが開き始めます。手頃な値段で各国の音楽や料理を楽しむにはうってつけのスポット。また、散策するのも楽しいエリアです。近年新しい建物がたくさん建てられましたが、中にはまだ建設中のものも。カオサン通りでよく見る路上マッサージを試してみるのもいいかもしれません。気温はかなり蒸し暑いですが、旅行者がたくさんいるので退屈することはありません。

カオサン通りの屋台

カオサン通り

カオサン通りのマッサージショップ

カオサン通りのレストラン